加藤先生、みなさま、こんばんわ。
ちょっと気になることがありまして、「コンテクスト」「コンテキスト」
という用語でデータベースを検索したら、一件もなくて、「文脈」という
用語で検索したら、90件でてきました。このことには何か意味があるのか
気になり、投稿しました。

おそらく、「コンテクスト」という用語は御守になりやすい、マジカル
ワードで何でもかんでも「コンテクスト」という用語をつかうと一見
わかったような錯覚をあたえてしまうということなのか？そういうふうに
私なりに推察してみたのですがどうでしょう？

しかし一方で文脈という用語で検索してみると90件で結構大事な概念でも
あるようです。そもそも、私は知覚心理学をあつかった新書で「図と地」
のような文脈に人間の認知は強く影響されているというのを読んで、知覚
だけでなく臨床や、社会学の分野でもそうなのではないかとおもったとこ
ろがとっかかりでした。

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記事No.901 へのコメントです。

岩井さん

「文脈」ということばをさいしょに知ったのは学生時代にS．I．ハヤカワの「思考と行動における言語」（岩波現代叢書）を読んだときでした。おなじ単語でも、どんな「文脈」で使用されるかによって「意味」がすっかりかわってしまう。これは名著だったのですが、このごろはあんまり読まれていないようですね。

加藤秀俊

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記事No.909 へのコメントです。

加藤先生、みなさま、こんばんわ。
検索してみたら「思考と行動における言語」の要約がみつかりました。http://homepage3.nifty.com/manabizz/Shikou.htm
あんまり、一般には読まれてはいないのかもしれませんが、名著は名著で
読む人を変える力自体はいつの世になっても失われないのかもしれません。
不器用な頭ですが、真剣な受け手でありたいです。

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