太平洋の島嶼国家がそれぞれの民俗芸術、とくに音楽や舞踊を持ち寄ってたがいの文化交流をおこなう「太平洋芸術祭」というのが毎年おこなわれていた。 いまはどうなっているのか知らないが、開催地は回り持ち。その第3回めの大会がパプア・ニュー・ギニアでおこなわれた。1977年のことである。それを見物してきた。 ミクロネシア、メラネシア、ポリネシアのさまざまな芸能はおもしろかったし、島嶼文化がどのようにして伝播してきたかについても勉強になった。 太平洋各地がこんなふうにつながりを確認するのはすばらしいことだとおもった。 (2006.1.)
いまはどうなっているか知らないけれど、1970年代のなかばから「太平洋芸術祭」(Pacific Art Festival)というのが毎年開催されていた。 主として太平洋の島嶼国家の民俗芸能をたがいに紹介することを目的としたお祭りである。 これは1977年にパプア・ニューギニアで開催されてときの記録である。 のんびりした野外での祭典だったが、意外に規制がきびしくてカメラを持って近づくことは許可されなかった。 望遠レンズもないし、こんな仕上がりになってしまったが歴史的記録として紹介することにした。 (2006.3.)